消費税「自腹切る実態」を報道 「増税したら業者は即死…」関西テレビ

『消費税「自腹切る実態」を報道 「増税したら業者は即死…」関西テレビ』と全国商工新聞2011年3月3日(月曜日)第2965号の一面で報じられました。(以下記事内容)

 テレビや新聞などマスコミが消費税増税を大合唱する中で、関西テレビでは2月8日、夕方のニュース番組「アンカー」で、お客さんから消費税分をもらえず、自腹を切って納税している業者の実態を取り上げました。
 大手スーパーとの価格競争に苦しめられ、消費税分を販売価格に乗せられず、自腹をきって負担している大阪市の薬局店(民商会員)を紹介。さらに、元請けから消費税分の単価値引きを強要された岡山県の製造・下請け業者(民商会員)は、利益以上の消費税を課税されたことなど厳しい実態を告発しました。
 ジャーナリストの斎藤貴男さんや湖東京至税理士らも登場し、大手輸出企業に3兆円もの消費税が還付されている実態なども解説しました。番組の山本浩之アナウンサーは「増税したら業者は即死。笑うのは大企業の経営者だけ」と厳しく批判。政治がやることは景気を回復させることだと訴えました。
 番組には視聴者から、「業者の実態を初めて知った」「増税反対の内容がよかった」など、通常よりも多い感想が寄せられ、反響を呼んでいます。